特集 拡大する看護の役割—看護専門分化の方向を探る
看護専門分化の方向とあり方
波多野 梗子
1
1日本女子体育大学
pp.19-25
発行日 1978年1月1日
Published Date 1978/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918297
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これから看護職はどのようになるのか? どのような方向に発展していくのか? あるいは発展していくべきなのか? これを決めるのは,看護が社会のひとつの機能である以上,この看護を取り巻く社会の変化であり,看護がその一部として含まれる医療の変化である.しかしその発展の方向を判断し先取りしていくのは,看護婦自身でなければなるまい.看護の対象にとって適切かつ十分な看護を提供するために,看護婦自身がこれからの看護の発展の方向を見誤らないようにしなくてはならない.そしてこの方向に沿って,看護制度,行政そして看護教育を考えていかなくてはなるまい.
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