目で見る移動・介助の実技・13
脊髄損傷患者 7—車椅子⇔トイレへの移動・介助
武田 功
1
1国立身体障害センター
pp.305-308
発行日 1977年3月1日
Published Date 1977/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918108
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
人的介助による場合(頸髄損傷者の場合)
〈方法・1〉
1.介助者の肩の上へ患者の顎を置き,介助者は患者の両腕の外側または両側から腕を伸ばし坐骨結節に手掌がくるように保持し,介助者は患者の膝折れ防止のため介助者の両膝で患者の両膝を固定しておく.さらに,介助者は患者の足部が前後にずれないように介助者の下肢で両側からしっかりはさんでおく(図1-a).
Copyright © 1977, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.