特集 ゆれ動く“制度”—准看護婦問題を中心に
座談会 准看護婦問題を聞く—協会のすがたと准看護婦のこころ
井上 澄恵
1
,
前嶋 昭子
2
,
矢野 皎子
3
,
上田 衣子
4
,
古内 キミイ
5
,
森 一枝
6
1日本看護協会看護婦会東京都支部
2全国准看護婦の集い
3大阪府立成人病センター
4大阪市立少年保養所
5横須賀市立武山病院
6大阪府羽曳野病院
pp.24-35
発行日 1970年11月1日
Published Date 1970/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917652
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廃案になったとはいえ,高卒1年准看護婦養成案の投げかけた波紋は拡がっている。それは,これからの課題をめぐってではなく,これまでの,そして現在の,准看問題の矛盾をいっそう顕在化させたからである。いま現場で働く准看護婦の位置づけは,その昇格方法は,差別は,など緊急に解決されなければならない問題は多い。准看問題は自分たちの手で,と積極的に活動している“全国准看護婦の集い”で行なった意識調査を背景に,看護協会はそれをどう考えるかを話し合っていただいた。なお当初は石本茂協会長出席の予定が井上澄恵看護婦会東京都支部長とかわったことをおことわりしておく
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