力ラーグラビア シリーズ・人体臓器・2
毛様体
橫地 千仭
pp.5
発行日 1969年5月1日
Published Date 1969/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917580
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眼球を赤道で切半して内から外に向かって見たところ,中央にある水晶体の周囲に,放射状に走る数10個の白い線状のものが毛様体突起である。毛様体突起から細い毛様体小帯が出て水晶体を吊っているが,肉眼では見られない。毛様体内部の筋が収縮すると小帯が緩んで水晶体は自分の弾力で収縮,曲面が強くなり近距離に焦点が合う。水晶体を透して紅彩が見える。周囲の白いところは強膜である
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