日本の女性はしあわせか・3
恋愛
村松 博雄
,
吉武 輝子
,
松村 澄子
1
,
今尾 貞夫
2
1長橋産婦人科
2三楽病院
pp.57-60
発行日 1968年6月1日
Published Date 1968/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917487
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“恋愛”の歴史
“恋愛は人生の秘やくなり。恋愛ありて後に人生あり,恋愛を抽き去りたらんには人生何の色味あらん”と近代恋愛のパイオニアと言われた北村透谷(1868〜1894)は,著書「厭世詩家と女性」の中で書きしるしている。
この言葉,少々トーンの高すぎるきらいもあるが,人間と人間の間でもっとも自然な関係が男と女であることは,まちがいのない事実である。
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