特集 潜在看護婦の活用
再び現場に復帰して—体験レポート
同期生Kさんの働きかけでためらいをふり切って
山本 啓子
1
1淀川キリスト教病院小児科
pp.57
発行日 1974年1月1日
Published Date 1974/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916919
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最初にお断りしたいのは私が再び職場に復帰したのではないことです.略歴でおわかりの通り,この4年間の看護婦としての体験は私にとって病院勤務という点では初めてであったわけです.
昭和44年の春.長男の東京の大学へ進学が決まり,肩の荷のおりた私は,長い間ばく然と抱いていた看護婦と保健婦の仕事に向かって,閉ざされた家庭から出ようとする意欲が湧いてきました.
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