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第20回全国看護研究学会“母性小児分科会”
pp.64
発行日 1971年12月1日
Published Date 1971/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916204
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1971.10.9-10:青森市
日本看護協会看護婦部会の主催する全国看護研究学会“母性小児分科会”は青森支部(学会長 福士てつ)の担当で,10月9日(土),10日(日)の2日間,青森市民会館に延べ2000人の会員が参加して行なわれた。特別講演「先天性心疾患の子供の管理について」(弘前大教授 泉幸雄),シンポジウム「明日の母子看護を高める総合看護活動」(司会花田みき)のほか,39の研究が発表された。
母性小児分科会は他の分科会に比べると,看護対象が明確であるため,専門性が強く,演者とフロアとの質疑応答も活発に行なわれ,研究学会らしい雰囲気を盛り上げた。なかでも,虎の門病院の橋爪洋子さんの発表した「光線療法時の看護用具の工夫」は,その看護的アプローチが注目され,発表終了後も多くの質問者が押しかけ,熱心にメモをする姿が見受けられた。
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