モノグラフ
第20回全国看護研究学会—成人内科分科会 成人外科分科会
pp.9
発行日 1972年1月1日
Published Date 1972/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917547
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成人系の看護研究学会が相ついで千葉と徳島で行なわれた。成人内料者分科会(学会長 淡路きん)は千葉県文化会館に延べ2000人の会員が集まり,特別講演“内科的リハビリテーション”(聖路加国際病院内科医長 日野原重明)およびシンポジウム“内科的リハビリテーション”(司会 鶴岡藤子)を中心に,30題の研究発表があった.
成人外科分科会(学会長 西部元美)は徳島文化センターと徳島大大塚講堂の2会場に分かれ,それぞれ1000余人が45題の研究発表に熱心に耳を傾けた.また,変わった趣向として2会場で同じ時間にシンポジウム“外科領域における看護を考える”がもたれ,壇上とフロアとの活発な討論が展開されたが,講師の中の患者・家族の立場の発言者が看護の本質を十分に理解していなかったため,深い議論にいたらなかったのは残念であった.
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