グラフ 看護界ニュース
日本看護学会母性小児分科会・第5回,他
pp.1034-1037
発行日 1974年11月1日
Published Date 1974/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917112
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第5回日本看護学会母性小児分科会(分科会長 吉岡規代子・大垣保健所)は看護の継続性を分科会のテーマに 岐阜県民体育館にて 9月26・27日の両日約3000人の保健婦.助産婦・看護婦が参加して開催された.
第1日目は40題の研究発表と小林冨美栄氏(東京女子医大看護短大教授)が“母子看護の継続性を考える”と題し慢性疾患・難病が増えている現在 病院の外に看護の場を見つけることが必要であり母子看護の場合継続性を除いたら看護活動はないと講演した.研究発表は母性小児という専門性のためか約1/4かアンケート・面接による調査発表であり調査をふまえた上での研究が少なく物足りない感じをうけたがその中で①産褥の早期洗髪を試みた(佼成病院 弘前大病院)発表が正常産褥の早期洗髪は褥婦への悪影響はなく 喜んで受け入れられている現状を紹介して注目された.また②母乳率100%にするための授乳指導の研究が倉敷中央病院国立岡山病院 兵庫県立こども病院の3病院から同時に発表された.
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