研究グループめぐりある記
すべては患者に還元するために
大森日赤病院業務改善研究委員会
pp.100-101
発行日 1971年9月1日
Published Date 1971/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916130
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ユニークな看護管理を行ない,看護用具や記録のアィディア開発に活発なこの大森日赤病院には,安田千代子看護部長が胸をはって自慢する研究グループがある。その名を「業務改善に関する研究委員会」という。業務・用具・記録・教育・災害・図書の六つの研究グループと一つの諮問委員会があり,各病棟婦長が2名ずつリーダーになっている。
今回,そのどれか一つをとりあげてご紹介しようと思い,看護部長にお願いしたところ,こういわれてしまった。「うちのこの委員会は,それぞれがほぼ同時に発足し,同じように苦労を重ねながらどうにか形をととのえてきています。だからここで,そのどれか一つだけピックアップすること,それだけ特別扱いすることはできません」
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