実務のポイント 看護
病棟オリエンテーション(1)
佐藤 とく
1
1東京警察病院
pp.948-949
発行日 1979年11月1日
Published Date 1979/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207016
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当院では毎年4月に,40〜60名の看護婦を採用しているが,そのほとんどが新卒業生である.新入看護婦には,卒後教育の初期段階として,3月下旬の総合オリエンテーションの後,4月から病棟オリエンテーションを行ってきた.新入看護婦のレベルは一様でなく,それを早期に一定水準に高め,患者に安全で質の高い看護ができるよう育成しなければならない.そのため,オリエンテーションの企画・実施については,人数・背景・前年度の評価を参照し,逐次改善に努めている.今年度は総合オリエンテーションに病棟研修が組まれたので,この時点から病棟オリエンテーションを開始し,4月からの継続オリエンテーションでは,チェックリストの工夫,各人に応じた年間目標を示し,レベルの調整と質的向上を図った.
以下に当院内科系病棟における実際を述べる.
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