グラフ ナースのユニフォーム・スケッチ
アメリカ研修旅行から
小川 たか
1
1日赤中央病院中央検査科
pp.65-72
発行日 1970年5月1日
Published Date 1970/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914879
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
当世流行のミニにはいささかも動ぜぬ私も,さる1月,アメリカの病院視察研修旅行で実際に見たナースのユニフォームのミニには,少なからず驚いた。かって,都内の某病院でピンクのユニフォームを着用したことで,看護界にセンセーションを起こした事実から考えても,消極的な今までの白衣に対する既成概念を,見事にくつがえされた感を受けたのは,私だけではないであろう。
高齢のナースがひざ上15センチほどのユニフォームで対された時,その若々しく軽快な美しさは,無関心だった白衣のデザインに,少なからず興味を起こさせるほどのものであった。もちろん体格や生活環境など,すべて日本人と比較にならないのはいうまでもないが。
Copyright © 1970, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.