医学と看護
登校拒否—看護の立場から
三浦 晴夫
1
1国立国府台病院精神科
pp.48-51
発行日 1969年4月1日
Published Date 1969/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914432
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
精神薄弱児の収容治療に端を発した,当院児童病棟の変遷をみるとき,看護のありさまも決して平坦なものではありませんでした。収容児の多くを情緒障害に切り替えた現在でもなお試行錯誤し,その経験のつみ重ねから効果的な看護の方策をみいだそうと努力しているのが現状です。したがって登校拒否児の治療・教育(文部省の情緒障害児教育実験学校)が研究途上にある段階で,看護の見解も経験上の域を出ない点を,おことわりいたします。
Copyright © 1969, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.