医学と看護
登校拒否
渡辺 位
1
1国立国府台病院精神科
pp.43-47
発行日 1969年4月1日
Published Date 1969/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914431
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はじめに
学齢期の子どもに,精神病ことに精神分裂病などが発症すると,学校に行かなくなることは珍しくない。また知能が低いためや,非行に走ったための怠け休みもよくみられることである。しかし精棚的な悩み,つまり心理的原因だけでも登校できなくなってしまう場合がある。
登校拒否(学校恐怖症)もこのようなかたちで起こる不登校の一つで,神経症と考えられている。
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