看護用具の工夫
ドレン・キーパー
宮下 美子
1
1千葉労災病院
pp.74-75
発行日 1969年1月1日
Published Date 1969/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914348
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治療上,ネラトン留置による持続導尿を行なったり,術後ドレーンを挿入して持続的に排液させて観察することが多い。その場合の排液管の固定には,今までよい方法がなかったので,この固定法に工夫,改善を試みた。
ドレン・キーパーを使用すれば,体動に伴う排液管の可動性が保たれるので,体動の制限による患者の苦痛,精神的緊張などをより少なくし,正しいドレーン固定法で十分な治療効果をあげることができると考えられる。
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