看護合理化用品特集 ディスポーザブル用品のいろいろ
ディスポを使ってみて
繁雑さからの解放
島田 美幸
1
1住友病院
pp.101-103
発行日 1968年10月15日
Published Date 1968/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914317
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世はまさに昭和元禄とか,大平ムード,消費ムードに満ち満ちている。8月15日は終戦記念日,その時代に青春時代を送った私たちには感概無量のものがある。「勝つまではほしがりません」を合言葉に乏しい食糧,利用しうるものはすべて利用しつくして,耐乏の生活をしいられてきた時代を思えば,現世はあたかも天国の生活のようで,いったいこれでよいのかと思われることである。前おきはさておいて,本題に移ろう。最近病院設備拡大にともなってベッド数は急増し,看護業務はきわめて広範囲で複雑であり,看護婦不足は緊急の社会問題になっているほど,大小多くの問題がある。
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