看護の視点 看護助手—その採用から業務内容まで
看護助手問題
国立京都病院の看護助手業務内容
出垣 冴子
1
1国立京都病院外科
pp.24-31
発行日 1965年12月1日
Published Date 1965/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661913800
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
最近,多くの病院で看護助手の採用がこころみられるようになってまいりました。しかし,私どもの勤務しております国立病院には,現在看護助手としての特別な定員はありません。したがって,看護助手を採用するためには看護婦の定員を流用するほか仕方がありません。
看護力確保のためには,看護定員の流用もやむを得ない現況でありますが,このようにして看護助手を採用することにより,看護管理上,また新しい悩みが生じているようです。すなわち,看護婦の定員で助手を採用した結果,新たに採用したい看護婦があっても,定員がなくて採用でさない。また,看護助手が高齢になって,若い看護婦層との職場での人間関係がむつかしい。
Copyright © 1965, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.