この人と30分
—看護職にはちゃんとした教育を—保健文化賞をうけた田島 基さん
小島 珠真子
,
楠 滋子
pp.102-103
発行日 1965年11月1日
Published Date 1965/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661913790
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環境衛生,母子衛生,結核,伝染病,国民健康保険,医薬,衛生行政等で力をつくした個人および団体に与えられる「保健文化賞」は,昭和24年以来今年で17回目。看護関係での受賞者は,11名におよんでいる。
今年の受賞者のひとり,田島基(たじま もと)さんは,30年間を保健婦として公衆衛生活動に従事し,その間地区住民に対する保健指導,貧困患者の医療更生に尽力した。この5月,埼玉県加須保健所を停年退職後,埼玉県立女子公衆衛生学院に教務主任として赴任された。秋の日の午後,静かでこじんまりまとまった学院の一室に先生を訪れ,受賞のよろこび,思い出,抱負などを語っていただいた。
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