Medical Topics
心理学的耐性,他
Q
pp.88-89
発行日 1965年3月1日
Published Date 1965/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661913543
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ある薬物を連用しているうちに,その効果が薄れてしまったときに,耐性(tolerance)が発生したという。もう少し詳しくいうと,一定量を連用しているうちに効果が減弱するか,一定の効果を得るためには増量を必要とする場合を指す。耐性の発現については,morphineがよく知られるが,その詳細な機序はよくわかっていない。
これに似た現象に薬剤耐性(drug resistance)があり,この場合には,細菌等の病原体が抗生物質その他に抵抗を示し,その機序は,ある程度は明らかにされている。
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