看護の潮 現代の小児看護
座談会 第一線の小児看護を語る
壁島 あや子
1
,
永谷 陽子
2
,
大蔵 ケサ子
3
,
明石 洋子
4
,
友田 恵美
5
,
野村 かず
1
1国立東京第一病院
2慶応大学病院
3慈恵医大付属病院
4国立小児病院
5関東逓信病院
pp.36-41
発行日 1967年10月1日
Published Date 1967/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661913307
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構成は各病院さまざま
司会(壁島)小児病棟といいましても,それぞれの病院で違った構成をなしていると思いますので,まずはじめに小児病棟の構成についてお話していただきたいと思います。
明石 小児病院ではいちおう特殊病棟ということで発足したんですけれども,現在は5科いっしょの混合病棟になっております。満床で38床でして,アレルギーが12〜13床,そのほかに耳鼻科,整形外科,精神科,泌尿器科の5科が集まっております。ナースは現在,婦長も含めて13名おります。いちばん今私が思うのは,科を早く,単一にならなくてももう少し少なくしてほしいということと,2歳ぐらいから15歳までおりますので,疾患別にも年令別にも現在すごく中途半端で,不完全だと思うんです。それを早くもう少し理想に近づけていきたいということです。
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