「難聴患者のもつ問題点」を読んで

筆者は①医師のよき協力者としての役割が外来看護の業務のような錯覚をおこし……外来看護婦の存在に疑問をいだく。②コミュニケーションの低下に処するために看護婦はいかにあるべきか，と第2の疑問を投げている。③……不十分ながら身体障害者に福祉の制度がある。④看護婦が援助しなければならない問題点をさぐることによってそれを日常の看護の中に生かしていくために調査した。（前文）

　まず①から問題に入ってみる。