ナースのための臨床薬理・2
副腎皮質ホルモン/その2
橘 敏也
1
1聖路加国際病院内科
pp.92
発行日 1967年5月1日
Published Date 1967/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661913150
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副腎皮質ホルモンの臨床用途で,最も特異とされる点は次の二つである。
一つは,ホルモン剤でありながら,必ずしもこのホルモンの欠乏状態に使うとは限らないということ,いやむしろ今日では,この方が主な用い方になっているという点,もう一つは,このホルモン剤によって根治される病気はほとんどなく,そのほとんどが対症療法であるということである。
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