ナースのための臨床薬理・11
副腎皮質ホルモン療法の副作用
橘 敏也
1
1聖路加国際病院内科
pp.76
発行日 1968年2月1日
Published Date 1968/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661913881
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今日副腎皮質ホルモンの臨床用途としては,欠けたホルモンを補うという補償療法よりも,むしろ薬物として用いる非特異的な用途のほうがはるかに多い。しかし,こうした用いられ方は非生理的な用い方で,大量が長期にわたって投与されることが多いだけに,副作用を伴いやすい。
副腎皮質ホルモン療法の副作用は表1に示すように実に多彩である。
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