医学と看護12月のテーマ
自発気胸の看護
青沼 敦子
1
,
斎藤 淑子
1
1関東逓信病院呼吸器科
pp.73-75
発行日 1966年12月1日
Published Date 1966/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912972
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I.はじめに
自発気胸は電車の中で吊皮につかまろうとしたとたんまたは,ゴルフをしていてクラブを振ったとたんに急激な痛みにおそわれたり,息苦しくなってしまうなど常に突発的に起こります。
自発気胸は無自覚なもの(軽い自発気胸を起こしているが,自覚症状がなく,たまたま健康診断や他の病気で受診して胸部X-Pを撮り,発見される例も少くない)をも含めて,意外に多くみられます。
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