特集 ニューロステロイド
ニューロステロイドと自発運動
筒井 和義
1
1早稲田大学教育・総合科学学術院先進理工学研究科先端生命医科学センター教授
キーワード:
自発運動(活動性)
,
7α-ヒドロキシプレグネノロン
,
ドパミン
,
メラトニン
,
プロラクチン
Keyword:
自発運動(活動性)
,
7α-ヒドロキシプレグネノロン
,
ドパミン
,
メラトニン
,
プロラクチン
pp.31-35
発行日 2017年6月1日
Published Date 2017/6/1
DOI https://doi.org/10.34449/J0015.24.02_0031-0035
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脳はコレステロールをもとにステロイドを合成していることが明らかになり,脳が合成するステロイドは,従来の「古典的ステロイド」と区別して,「ニューロステロイド」と名付けられた。脳がニューロステロイドを合成することは脊椎動物に普遍化できる重要な発見である。最近,自発運動(活動性)を高める新規のニューロステロイドである7α-ヒドロキシプレグネノロンが発見され,この新規ニューロステロイドの合成制御機構と作用機構が明らかになった。「KEY WORDS」自発運動(活動性),7α-ヒドロキシプレグネノロン,ドパミン,メラトニン,プロラクチン
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