Nursing Study
氷枕・氷嚢の覆いについての実験
佐藤 静枝
1
,
佐藤 美保子
1
,
三森 八千代
1
,
子安 静枝
2
1東京医科歯科大学付属看護学校
2東京医科歯科大学付属病院
pp.82-83
発行日 1966年11月1日
Published Date 1966/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912943
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数年前,当院の婦長会議の席上,一婦長によって,科学的な考え方に基づいた氷嚢法覆いのデモンストレーションが行なわれた。その考え方に基づいて,さっそく実験(氷の溶解時間,患者の快・不快など)を試みたが,確かに効果的方法と思われるため,当内科では,スタッフ全員にとり入れるよう指導した。当時細かい数字による実験は行ない得なかったが,たまたま実習に回ってきた看護学生3名(2年生)にこの話をし,理解させ,実習の導入とした。以下3名の学生で行なった氷罨法覆いの仕方により水分湿潤度がいかに異なるかを,数字で表わした実験結果をのべる。
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