看護の潮 夜間の看護
夜勤を少なくするために—武蔵野赤十字病院でのテスト
大嶽 康子
1
1武蔵野赤十字病院
pp.14-16
発行日 1966年11月1日
Published Date 1966/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912924
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武蔵野赤十字病院で実施した勤務体制について申し上げます。
看護婦が夜勤のない勤め先へ流れていく傾向は当院でも見られました。そこで昨年の看護婦の目標の一つに,夜勤問題を取り上げて,深夜の交代をなくすこと,夜勤の回数を少なくすることについて,看護業務委員会で検討を始めました。夜勤回数を少なくするには,看護要員を増すことが,最も手っ取り早く,かつ勤務員の健康管理上からもよいことは,今さら申すまでもありませんが,全国的な看護婦の不足から新採用が困難なので,現在の看護要員のままで,夜中の交代をなくし,しかも夜勤の回数を減少させるにはどうしたらよいかということについて研究,討議したわけです。
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