看護□臨床検査
妊娠検査
小酒井 望
1
1順天堂大学
pp.69
発行日 1966年8月1日
Published Date 1966/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912839
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臨床検査として行なわれる妊娠検査は,もっぱら尿による妊娠反応である。妊娠すると尿中へ絨毛性コナドトロピンが排泄されるようになる。この絨毛性コナドトロピンの存否をしらべるのである。
このゴナドトロピンは正常妊娠の場合のみならず,子宮外妊娠,胞状奇胎,絨毛上皮腫などの場合にも,尿中へ排泄されるから,妊娠反応はこれらの病気の診断,経過観察にも必要である。
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