話しあい
—新しい学年に新しい年度に“看護”を考える—“看護する”ということ
湯槇 ます
1
,
松村 はる
2
,
高木 タカ子
3
,
丸山 ハルミ
3
1東京女子医科大学病院看護部
2慶応義塾大学医学部付属病院
3東京都立保健婦助産婦学院
pp.14-20
発行日 1966年4月1日
Published Date 1966/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912688
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看護のイメージをどうとらえる
本誌 今日のお話しあいは,湯槇,松村両先生に若い意見を遠慮なくぶつけていただく。そのなかで教育に,臨床に指導的立場に長くお立ちになっていられる先生方のお考えを聞き,4月という新しい年度に出発する人たち,また心新たに看護の仕事をしていく時期ということで知恵と力にしていただこうと考えたわけです。湯槇先生,いとぐちとしてのご発言を。
湯槇 新しく卒業される方には,みなさん看護というものにそれぞれ,ずいぶん幅の広い考え方で,それこそ一人として同じような考えをもっている方はないんじゃないかとさえ思うくらいなんですが,いかがでしょう。看護のイメージをどうとらえているか,この点をいったい私たちはどう考えたらいいかということは話し合っておかないとと思いますが。
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