Nursing Study
低体温麻酔の看護について
積田 キク
1
,
宮腰 育子
1
,
林 みつ
1
,
広谷 敏子
1
1千葉県立鶴舞病院
pp.83-87
発行日 1966年3月1日
Published Date 1966/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912673
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Ⅰ.はじめに
最近の医学の進歩は目覚しく,特に麻酔法の著しい発達により,困難な心臓手術,胸部手術も容易にできるようになり,これに伴い私たち看護婦においても,十分な知識・技術が必要とされることはいうまでもない。
全身麻酔の看護管理については種々述べられているが,私たち鶴舞病院において,昭和37年以降,低体温麻酔下に手術が行なわれる機会が多く,現在までに43症例に実施されている。これらの症例による経験を基礎にして低体温麻酔下の術中術後の看護管理について述べてみたいと思う。
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