特集 昭和39年日本看護協会総会
<インタビュー>労働問題をどう考えるか—専門職団体の牡会経済福祉活動—国際看護協会(ICN)社会経済福祉部長ミス・シェラ・クインに聞く
pp.14-17
発行日 1964年7月1日
Published Date 1964/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912292
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—日本の看護は,世界的に眺めて,どの程度の位置にあるのでしょうか。
ミス・クイン 日本を訪問した感想として,病院の設備とか状況というものは,比較的いいように思う。ヨーロッパの国々にくらべても,標準なみにいっている。看護婦さんについて,臨床の働きをどのぐらいしているかという点になると,これは時間をかけて見ないとむずかしい問題だが,自分が訪問できた範囲で拝見したところでは,看護婦が比較的病室に大勢いるのに,じつは驚いた。そして,それぞれが職場を守っているということを見て,自分はうれしくなった。
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