海外の看護
ドイツの医療と看護事情—ベルリン自由大学小児科病院を中心に
草川 三治
1
1東京女子医科大学小児科
pp.48-51
発行日 1963年9月1日
Published Date 1963/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912017
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昨年の3月より約1年の間,その大半を西ベルリンで過ごし,その他ヨーロッパ各地の病院やアメリカの2,3の病院を見て戻ってきたが,長くて2週間ぐらいの見学ではとてもその全部をお伝えすることもできず,かえって間違えたことを書くことにもなると思われ,ドイツの看護事情とはいっても,私が長くいたベルリンの,しかも小児科の病院の生活を述べ,ドイツの看護婦の一面でも知っていただければと思い筆をとった次第である。
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