特集 栄養指導 看護婦の役割
小児患者—発育期であることを考えて
上川 澄子
1
1東大分院小児科
pp.32-34
発行日 1963年9月1日
Published Date 1963/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912013
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小児患者と食餌という問題は,小児看護では大きな比重をしめている。小児患者は,大人の患者と異なり,身体的,精神的発育の段階にあるということを常に考慮して,食餌の有り方など検討しなければならない。
患者の食餌は,医師の指示により,栄養士が献立をし,それを調理士が調理するのだが,その食餌をいかに患者に十分に食べさせるかは,ナースの役割である。いくら栄養が豊富で病気に適合した食餌が調理されていても患者が食べなければ何ら意味のないものになる。
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