Nursing Study
心因性飢餓の看護経験
石井 毅
1
,
鈴木 ツヤ
1
,
岡田 ミサオ
1
,
人見 すみ
1
,
大木 君江
1
,
橋本 きよえ
1
,
小室 佑子
1
,
石浦 よし
1
,
前田 晟身
1
,
中道 孝子
1
,
長田 いと
1
1都立松沢病院
pp.91-94
発行日 1963年5月1日
Published Date 1963/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911937
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まえがき
精神と身体はじつに密接な関係にあり,身体の病気はしばしば精神異常をおこして,またその逆も見られます。したがって,何科の診療であっても,身体のことばかりではなく,患者さんの心理の動きを知り,これに応じた全人的な看護をすることがたいへん大切であります。
一般に病気になった人は,医師,看護婦の言動には非常に敏感になっておりますが,中にはこの影響が極端につよく,医師,看護婦の些細な言動を気にして,病気自体を悪化させたり,希望を失ったりします。
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