座談会
看護婦はこのまゝでいいのだろうか(続)—専門職業としてのこれからの問題点
大坂 多恵子
1
,
柴 愛子
2
,
杉野 佳江
3
,
宇都 麗子
4
,
宮島 昌子
5
,
松村 康平
6
,
塚原 国雄
7
1厚生省医療課
2警察病院
3東京逓信病院高等看護学院
4関東労災病院
5東京大学衛生看護学科
6御茶ノ水大学
7東京大学
pp.60-66
発行日 1961年11月15日
Published Date 1961/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911513
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日本の医療も曲り角に来ている。そしてまた看護も曲り角に来ている。「看護の仕事とは何か」をもつと掘り下げて考えていかなければ,専門職としての確立はおろか,3年間の看護教育の必要性もあやぶまれる可能性を持つている。そのためには,仕事の分析も必要であろうし,技術の向上も必要であろう。看護の専門分野はどこにあるか。問題点を探して看護内容の向上を本気で考えていかなければならないだろう。
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