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永野 貞氏看護参事官に,金子前参事官は東大助教授に就任
pp.68
発行日 1960年12月15日
Published Date 1960/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911225
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厚生省看護課長から看護参事官として,看護行政の中心となつて活躍していた金子 光さんは10月1日,東大助教授に転出,衛生看護学科で学生の指導に当ることになつた。その後任には国立公衆衛生院衛生看護学部の永野 貞さんが就任した。
初の女性大臣を迎え,また国民年金の問題を抱え国民の注目を浴びている厚生行政の中で看護の立場を確立していくことは必ずしも容易ではない。看護課の復活も全国看護業務従事者の願いでもある。この時に参事官に就任した永野さんには,いままで行政の外部にいた経験を生かしての活躍が期待される。
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