助産婦学校を志す人達のために
始めて赤ちやんを取り上げて
依田 徳子
1
1武蔵野赤十字助産婦学校
pp.57-59
発行日 1960年1月15日
Published Date 1960/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911021
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助産婦として仕事をして行くためには基礎の一般教育を終えて助産婦国家試験に合格しなければならない。助産とは分娩,介助,沐浴等を行うだけでなく,分娩時はもちろん妊娠より産褥に至るまでの母子の健康と幸福の保持に努めるのでその使命は重大で人類の絶えない限り無限に続くものである。希望に燃え助産婦学校に入学しその間助産法保健指導及び諸課目を学び分娩室,外来等に於ける実習では先輩の方々の助産技術と保健指導等の見学指導を受けつつ幾月かを過ぎ遂に自分自身で実習する事になる。その時の感想の一部と,保健指導する場合に大体どの様な事についてするかを次に発表する。
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