附録・写真でみる看護技術・23
泌尿器科疾患の看護法(下)—膀胱尿道撮影法並びに前立腺肥大症
前島 きん子
1
,
佐藤 みつ子
1
1東京逓信病院
pp.81-100
発行日 1955年11月15日
Published Date 1955/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661909986
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50〜60才以上の高令者にのみ現われる疾患にて,前立腺が肥大して膀胱の出口が圧迫されるため排尿困難を来し残尿が有ります。
此の状態が長く続くと腎機能障害を起し尿毒症を併発致します。其のため前立腺摘除を行います。此等の診断の一つとして尿道膀胱の撮影法が有ります。術前処置は一般外科手術に順じて行われて居りますので省略致し当科に置ける術後の処置看護を参考迄に載せていただきます。
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