座談会
治療の妨げとなる患者や家族のふるまい(上)
神崎 三益
1
,
永井 竹代
2
,
八木 勝子
3
,
阿部 婦美
4
,
齋藤 みをの
5
,
沢本 あずま
6
,
原 素行
7
1武蔵野日赤病院
2民生病院
3三井厚生病院
4慈恵病院
5慶応病院
6中野療養所
7前広尾病院
pp.28-37
発行日 1955年9月15日
Published Date 1955/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661909911
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病院に対する正しい認識
原 今日は,治療の妨げになる患者や家族のふるまいということについて,皆さまからお話を承りたいと思います。こんにちは原が司会者を承りまして,ひとつ,皆さまからいろいろご意見をうかがいたいと思います。
患者が病院側の指導をまもつてくれないために,治療がやりにくいことが沢山あります。また,家族がそのうらにおりまして病院側に協力しないために,あるいは親戚や友人の見舞の行動に患者の治療の妨げになることもあると思います。
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