写真でみる看護技術・8
便器・尿器の與え方
堀江 妙子
1
1都立広尾病院小児科
pp.65-88
発行日 1954年8月15日
Published Date 1954/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661909627
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便器・尿器を使用することは誰でもあまり好まないことであり,ときには患者にとつて苦痛であることもあります。このとき,与える人の暖かい思いやりと協力,手際よい技術によつて患者が心理的にも身体的にも気持よく安心して排泄でき,よい排泄の習慣がつけられるよう行わねばなりません。
そして清潔で科学的な便器・尿器の取り扱い方,それは個々の病・医院の現状に則して常に最高の標準に向つて工夫され,皆で正しく維持して行くよう努力したいものです。これらのことについて皆様と御一緒に考えてみたいと思います。
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