特集 患者を樂にするために
外科
手術前の不安は「どうされるかわからない」ということから
石川 幸雄
,
泙 美榮子
,
石井 智惠子
,
川島 彌
,
鈴木 ます
,
佐々木 ノブ
1
,
塚本 蝶子
1
,
牧谷 いま
1
,
田坂 淑枝
1
,
川本 ちせ子
1
,
藤森 道子
1
,
安本 保子
1
,
柴田 明子
1看護學院
pp.28-32
発行日 1952年12月1日
Published Date 1952/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661907183
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柴田 外科の患者さんにとつて一番大變なのはやはり手術ということだと思いますが,手術を中心にして手術前とか手術後,それから手術中のことについて,患者さんの苦痛をやわらげるのにどういうふうにしたらいいかということについてお話していただきたいと思います。先ず手術前のことからでもお話し合いましようか。
川本 手術の前處置をして手術室に出しますが,その間の患者さんへの説明が不充分じやないかと思うことが度々あるんです。つまり仕事があまりに機械的すぎるということになつてしまうんですね。そうならないために,時間も人手ももう少し餘裕があつたらいいと思います。
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