連載 考える
看護すること—てつがく自由自在【実況中継編】・11
ただ……そばにいてほしかった—存在(presence)という贈り物(present)
満田 愛
1
1大阪大学大学院臨床哲学研究室
pp.1058-1061
発行日 1999年11月1日
Published Date 1999/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905968
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休日のカフェで
用件のない声
タマキ 「さいきんどこ行っても1日1回は携帯の音,聞くよね.せめて午後の昼下がり,ゆっくりこうやって外ながめながらコーヒー飲んでるときくらい,聞かないですむとうれしいんだけど」
藤埜 「そうだねえ.そういえば,まだ携帯とかあんまりなかった頃,電話のちょっと変な使い方してたこと,あったなあ」
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