グラビア このひと'99
伊藤美佐子さん—埼玉県立がんセンターデイケアセンター 通院治療の援助では「患者とともに」ある看護が重要です
八木 保
,
いとう みさこ
1
1埼玉県立がんセンター
pp.610
発行日 1999年7月1日
Published Date 1999/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905872
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静かな面持ちのなかにも充実感があふれている.気負いなく誠実に看護に取り組む姿勢は,患者の信頼を生み看護仲間の評価も高い.
卒後すっと埼玉県立がんセンター勤務.2年前,13年間の病棟勤務を経て外来に異動になった.同センターでは1990年代の初頭から,在宅ケアニーズの高まりを背景に外来処置室を拡大,患者の通院治療を支援する体制を強化してきた.そして1998年10月にはデイケアセンターが設置された.伊藤さん自身,病棟から外来さらにデイケアセンターへと異動になるなかで,がん医療のあり方そのものの変化を肌で感じてきた.
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