特別記事
がん患者のための外来サロンの試み
広瀬 寛子
1
,
一鉄 時江
2
1東京都精神医学総合研究所医療看護研究部門
2東京大学医学系研究科生体物理医学専攻放射線医学大講座
pp.850-856
発行日 1997年9月1日
Published Date 1997/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905426
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はじめに
我々はそれぞれナース・カウンセラーとカウンセラーという立場で，緩和ケアプログラムの一環として，東大病院放射線科外来において外来がん患者を対象とした「外来サロン」を実施している，本稿では，その実践を紹介することで，がん患者のための緩和デイケアとしての外来サロンの役割と意義について考察し，さらに外来サロンに看護職がかかわることの意味についても述べることとする．
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