連載 介護者を地域でサポートするしくみを探して・2
サロンの運営に必要なこと
牧野 史子
1
1NPO法人介護者サポートネットワークセンター・アラジン
pp.976-977
発行日 2004年12月1日
Published Date 2004/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100595
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新聞記事への大きな反響
2001年11月,「ケアする人のケア」というタイトルで,アラジンの活動内容についての記事が朝日新聞に掲載されました。この記事を契機として,読者から非常に大きな反響がありました。毎日10数本の電話がかかり,その発信者の内訳を大別すると,1/3は「この言葉を待っていたのです。矢も楯もたまらず電話しました」という介護の厳しい実状を訴える介護当事者からの声。もう1/3は「支援したい。活動に参加したい」というサポーター志願者からの心強い声。残りの1/3は「自分の地域でもしたいので,情報がほしい」という情報発信希望者からでした。
早速「活動したい」と名乗りを挙げてくれた東京近郊の志願者を集め,「介護者サポートネットワークセンター・アラジン」を発足し,最初の事業として,介護者のケアを行なえる人材育成からスタートしました。
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