特集 現場から語る准看問題
なぜ准看護婦から看護婦をめざしたか
学ぶことで成長できた私
金内 節子
1
1済生会向島病院
pp.655-657
発行日 1997年7月1日
Published Date 1997/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905385
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チャンスは誰にでもある
私は,高校の衛生看護科を卒業後すぐ就職した.進学しなかった理由は,早く働きたい気持ちと,このくらいの知識で働いてゆけるのか試してみようと思ったからだった.
18歳で就職し,とても仕事は楽しく准看護婦だからというひけめや,仕事がやりにくいと感じたことはなかった.それは,病院のシステムで看護婦と准看護婦の行なう仕事が区別されており,准看護婦として果たすべき役割がわかっていたからだと思う.
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