わが国初の国立小児病院

　わが国で初めての小児専門の総合病院が昨年の10月25日，東京世田谷区に誕生しました。これは，厚生省が，総工費約7億円をかけて建設したもので，関係者の間で，早くから小児専門の病院をつくることが望まれていただけに，ほぼ同時期に発足した大阪市立小児保健センターとともに小児病院の完成には各方面から期待が寄せられています。そこで本誌でも，日赤産院の青木康子さんとともに院内を見学してまわりました。青木さんには"助産婦がみた小児病院"と題して別掲のようにその感想をまとめていただきました。