特集 今,ボランティアの時代
地域と病院とのパイプ役でありたいと願って—ボランティア活動をしている立場から
新明 幸子
1
1医療法人明浩会西大宮病院
pp.610-613
発行日 1994年7月1日
Published Date 1994/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904583
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はじめに
病院ボランティアグループ「麦の会」は,1983年1月に活動開始し,今年で12年目を迎えました.「麦の会」は,多い時には17〜18名のメンバーで活動が展開され,内容的にも質的にも充実し,病院内で一定の役割を果たしてきました.会の結成から現在に至るまで,必ずしも順調とは言い難い経過をたどりましたが,「麦の会」が病院内で果たした役割や意義,そして直面している問題について述べてみたいと思います.
「麦の会」の活動は,1983年1月〜85年12月までは現在と同じ埼玉県の西大宮病院で,1986年1月〜89年9月までの3年9か月は上福岡総合病院で,そして1989年10月に,再度西大宮病院に戻り現在も続いています.
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