連載 [インタビュー]ここが知りたいアメリカ看護・4[最終回]
看護教育の現状
岩井 郁子
1
,
川島 みどり
2
1聖路加看護大学
2健和会臨床看護学研究所
pp.1118-1123
発行日 1993年12月1日
Published Date 1993/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904423
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アメリカの看護教育
川島 岩井先生は看護教育の専門家ですから,今回の研修の中で,看護婦の教育についてもいろいろ見聞なさってきたと思いますが,印象的だったこと,日本とは違うと感じられたことなどについて,お話いただけませんか.
岩井 アメリカの看護教育も日本と同じように,大学教育は4年間の一貫教育の中で学んでいくと受けとめられがちです.最近,多くの大学教育課程は学士後期課程の3年,4年で看護を学ぶところが多いのです.一般教養は短大,あるいは他の大学で取ってくる.秋学期に入学する時は,夏休みにある単位を取って,2年間で看護を学ぶというシステムになっています.ですから,看護学生の年齢は高いですね.
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