連載 プッツン看護婦物語・26
おっしゃらないでその一言はの第26話
ドレーン花子と日本の看護をよくする会®
pp.956-957
発行日 1992年10月1日
Published Date 1992/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904167
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宜保愛子
肝性脳症で怒りっぽくなっている50代の男性。肝臓癌がいよいよというほど悪化して、日に日に異常言動もひどくなってきてたのね。そんなある夜、ナースコールで呼ばれて行くと、彼はべツドの上に座り込み、盛んに床のほうを指さすの。そして、「おい、そこの死体を洗ってくれ――」
私、泣きたいくらいに怖かった。
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